よっちゃん釣行記2 クエ
 
   

初めてクエを釣った!!

 

釣ったクエ


 昨年暮れ。クエ釣り専門の釣り船を釣り仲間から紹介され、船長と彼の連絡で、仕掛けはイシナギ釣りでよいとのことでお試しで乗船。しかし話は食い違い、私は泳がせ、ハリス2m。クエ釣りは船型おもりを直接つけ、ハリス80号を、8〜10m。けれどもあるものでやるしかないが、結果はウツボのみ・・。そのとき同乗した釣り人に13kgと43kg、2本のクエがあがり、なるほど釣れるんだなと思い、もう一度チャレンジ。見事にボウズ。2月以降は海もクエも良くないとのことでしばらく休戦。

 5月。気を取り直し、福井鷹巣沖のマダイ釣り。何が気に入らないのか同行の芳賀氏には87cmを頭に14枚。私は神様から見放されていた。それ以降釣りもやらず8月になってしまった。

 そんなとき8月28日に東京から大事なお客様がみえ、一日釣りをしたいとのこと。御前崎周辺を情報だけでなく自分で確認しなくては。夏の今昼間釣れる魚は少ない。裕洋丸の森下船長に電話した。クエは8月からが良いとのこと。3回空振りしたクエに挑戦。

 8月13日。この日は昨年イシナギ68kgを釣り、釣行記Iの題材の日。
午前5時。御前崎港裕洋丸の前に着く。先客一名。二人の乗り合いだ。ジャンケンで負け、右舷に決まった。前回も右で、左の客が二本釣った思いが頭をかすめる。船長が今日は浜岡原発前から始めるとのこと。最近の釣果を聞くと、小物釣りやら金州行きでクエ釣りが少なく、よくわからないとのこと。昨年は八月からよく釣れたとの話。同行のA氏とも話をする。道具を見てびっくり。金がかかっている。ミヤマエX9、シマノTIAGRA。大物竿二本。全てまだ新しい。仕掛けその他道具を見て全部で80〜100万くらいかかっているのではないか。どこから来たのか聞くとさいたま市からとのこと。昨晩十時半に出てきて、もう一日釣りをして帰るとのこと。うらやましい限りだ。そんなこんなで釣り場に着き、船頭がアンカーを入れ釣り開始。

 6時。まず第一投。祈るような気持ちで入れる。そこまで40mくらい着底。すかさず5m程底を切る。もう一本もおなじようにし、一息つく。当たりがない、時に上げるとエサがない。何に取られているのか。左側ではなにやら声がする。ウツボが上がっている。こちらではウツボの当たりさえないのにやはり右はダメかなと思いつつ、エサをつけ投入を繰り返す。

 いつの間にやら8時。船長が場所替えをするとのこと。もう少し陸よりに船をつけ返す。先程は何の当たりもないまま終わってしまったので、今度はウツボの当たりでも何でも来てくれと思いつつ仕掛けを投入。すぐウツボ特有の当たり。上げるととぐろを巻いて、どう猛な顔でにらみ付けてくる。ウツボばさみではさみ、鋭い歯の間からエサを取り、リリース。。。と言えば格好いいが放り捨てる。ウツボが好きな人には悪いが肌の色、顔つき、食べる気がしない。

 そうこうしているうちに後側の竿に変な当たりがあってその後続かない。
何だろうと思い道糸を持ち手にからめ、エサがあるか確かめようと持ち上げたとき、一気に持ち込まれ、パニック状態になり、何とかふりほどいたが痛い。それより魚だ、とリールを持ち巻こうとしたが巻こうにも締めていたはずのリールから糸が出ていく。止まったところで巻くが、出て行く一方になる。横に走るからこれは鮫だな、と言いつつも糸が出ていき不意に軽くなる。上げてみるとハリス80号がハリ近くで伸ばされ切れていた。

 気持ちを入れ替え、ハリスと針を付け替え投入。前の竿にはウツボの当たり。上げてみるとエサがない。今度は後ろの竿にウツボのような変な当たりが来る。ウツボより竿のしなりが大きい。船長と二人で、クエならもっと竿が入るけどな、とか良いながら見ていたが、入り込むことが無いがウツボではないよな、と言い、一番入ったところで合わせた。竿先が沈む。おっとと思いつつリールを巻く。船長は半信半疑。私は確信。船長はフックも持ってこない。顔を見なけりゃ、と言っている。見えた。クエだ。「船長フック!」あわててフックを取りに行く。

 意外に小さい。それでも初めてのクエだ。”うれしい”船長がフックでかけ船上へ。そのときA氏がどうしたのと顔を見せ、「あー、釣った。」と声を出す。針を外し、水槽に入れ、やったと思いつつ仕掛けを直し投入。船長が一匹釣れるとそのあとまた釣れることが多いというのでその気になるがあとはウツボの当たりとエサがないの連続。

 11時場所替え。御前崎灯台の沖へ移動。ここは過去数多く上がったところとのこと。日が熱くなり、集中力も無くなりかけ、魚も暑すぎて休憩しているのではと思いたくなるような・・。ウツボの当たりさえ来なくなってしまった。

 13時納竿。13時40分御前崎港帰港。写真をA氏に撮ってもらう。下の写真。

 

 

 カメラに向かって魚を横向けにしなければと写真を見ながら改めて思っている。まだ興奮していたのかな。A氏もまだクエを釣ったことがないそうで、明日はがんばってくださいとちょっと優越感を持って言ってしまった。

 さて8月28日はどうしよう。またそれは釣行記IIIで。

(株)光芸社 平山義久

 

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